その他の話 9月 24 2025 ★妊娠中のアセトアミノフェンと自閉症は無関係!最新の大規模研究で判明した安心情報 妊娠中の薬への不安、もう心配いりません 妊娠中に熱や痛みがある時、多くの方がアセトアミノフェン(カロナールやタイレノールなどの成分)を使用しています。 しかし、「妊娠中にアセトアミノフェンを飲むと赤ちゃんが自閉症になるかもしれない」という情報を目にして、不安に感じている方も多いのではないでしょう… 続きを読む
その他の話 8月 30 2025 ★ラーメン週3回以上で死亡リスク増?ラーメン王国山形での研究が警鐘 なぜ今、ラーメンと健康の関係が注目されているのか? 日本人の国民食とも言えるラーメン。「週に何回くらい食べている?」と聞かれて、ドキッとした方もいるのではないでしょうか。 実は最近、ラーメン消費額3年連続日本一を達成した山形市の山形大学研究チームが、気になる調査結果を発表しました。 それは「ラ… 続きを読む
研究・統計の話 8月 11 2025 ★【p値の正体:第3回】p値を超えて:効果量と信頼区間で見る本当の臨床的価値 1. 統計的有意性と臨床的重要性の違い これまで2回にわたって、p値の正しい意味と、閾値だけで判断することの危険性について学んできました。 https://www.ttoku3.com/statistics/2729 https://www.ttoku3.com/statistics/2731 … 続きを読む
研究・統計の話 8月 11 2025 ★【p値の正体:第2回】統計的有意差の罠:効果の大きさと臨床的価値を見極める 1. まだあるp値への誤解 前回は、p値が「仮説とデータのズレ」を示す指標であり、「仮説が正しい確率」ではないことを学びました。 https://www.ttoku3.com/statistics/2729 しかし、p値の誤用はそれだけではありません。今回は、米国統計学会(ASA)の6原則のうち… 続きを読む
研究・統計の話 8月 11 2025 ★【p値の正体:第1回】p値の落とし穴:なぜ「p<0.05」だけで判断してはいけないのか 1. p値の誤用に警鐘!ASAの声明 医学論文を読んでいると、必ず目にする「統計的に有意(p<0.05)」という言葉。 でも、このp値の意味を正しく理解していますか? 実は多くの医療従事者が、p値について誤解したまま論文を読んだり、研究結果を解釈したりしています。例えば、「p値が小さいほ… 続きを読む
みみの話 7月 21 2025 ★更年期女性のめまい再発率は30%超!血液検査で予測できる4つの危険因子 めまいの再発、予測できるのか? めまいが治ったと思ったら、また同じような症状が…。 そんな経験はありませんか? 特に50歳以降の女性に多い「良性発作性頭位めまい症(BPPV)」は、治療後も3人に1人が1年以内に再発するという厄介な病気です。 しかし最近の研究により、血液検査の数値から再発リスク… 続きを読む
研究・統計の話 6月 28 2025 ★患者の本音を科学する「患者選好研究」とは?医療現場を変える新ツール 「先生、この治療法と別の治療法、どちらがいいですか?」 このような質問を患者さんから受けたとき、医療者として何を基準に答えていますか? 効果や安全性はもちろん重要ですが、実は患者さんが本当に重視しているポイントは、私たち医療者が考えているものと違うかもしれません。 そこで注目されているのが「患… 続きを読む
のどの話 6月 22 2025 ★口腔がん・咽頭がん術後の飲み込み困難、リスク因子特定で予防を はじめに 口やのどのがんの手術を受けた後、「食べ物がうまく飲み込めない」「むせやすくなった」といった悩みを抱える患者さんは少なくありません。 この症状は「嚥下障害」と呼ばれ、単に食事が困難になるだけでなく、栄養不良や誤嚥性肺炎といった深刻な合併症につながる可能性があります。 しかし、どのような… 続きを読む
のどの話 6月 17 2025 ★声のかすれが続く時は要注意!隠れた病気のサインかも 「最近、声がかすれて治らない」「声が出しにくくて疲れる」 そんな症状が続いていませんか? 単なる風邪の後遺症だと思って放置している方も多いかもしれませんが、実はその背後に深刻な病気が隠れている可能性があります。 声のかすれが長く続く場合、片側の声帯が動かなくなる「片側声帯麻痺」という状態かもし… 続きを読む
のどの話 6月 6 2025 ★体重5%減で30%改善!睡眠時無呼吸症候群の生活習慣改善効果 睡眠時無呼吸症候群と生活習慣改善の関係 夜中に何度も目が覚める、朝起きても疲れが取れない、日中にとても眠くなる─これらは睡眠時無呼吸症候群(OSA)によくある症状です。OSAは寝ている間に気道が狭くなって呼吸が止まる病気で、日本では成人男性の約4%、女性の約2%がこの病気にかかっています。 OS… 続きを読む